弁護士インタビュー

福岡市中央区にある田中里美法律事務所の代表弁護士である、
田中里美弁護士は業歴30年のキャリアを持つベテラン女性弁護士として数々の夫婦問題に携わってきました。
今回は、田中里美弁護士に調停官(非常勤裁判官)として活動した経験も踏まえ、夫婦問題についてのお話をお伺いしました。

性別も年齢も関係ない
お悩みは人それぞれ

どのような相談内容が
多いのでしょうか?

どのような相談内容が多いのでしょうか?

やはり、女性相談者からの浮気(不貞行為)についてのご相談が多いですね。

大きく分けて、相手の不貞行為により離婚を希望する場合と、離婚せずに慰謝料のみを不貞相手に請求したいといった内容に分かれます。
また、男性相談者からの場合は「妻が突然出ていってしまった」といった内容や「離婚を突きつけらたが別れたくない」などといった相談がよくあります。
夫婦それぞれの形があるように、夫婦間における相談内容も多岐に渡ります。
相談に来られる方の年齢も幅広く、20代〜5,60代の方まで様々な方が相談に来られています。

弁護士への相談を迷う人も多いのでしょうか?

迷われている方も多いと思います。
しかし、何を相談していいかわからないといった場合でも一度相談にお越しいただくことで、弁護士が介入できる問題であるかどうかの判別をつけることが可能です。
また、どのような選択肢があり、どのような方法があるのか、解決への道筋を分かりやすく提案することで、相談者の将来に対する不安を少しでも解消することができると考えています。
弁護士への相談が早期解決の糸口に繋がるので安心してください。

話す・聞く・伝える
コミュニケーションが重要

相談を受ける上で
大切にしていることは?

相談者が話しやすい雰囲気作りや、安心できる環境作りをとても大切にしています。

事実関係というものは、やはり当事者にしかわからないものであるため、弁護士にとって相談者がいかに話してくれるかが重要なのです。
相談に来られる方の中には、感情的になっている方も多くいらっしゃいます。
取り乱してしまうことは当然のことで、何も珍しいことではありません。
人生に突然、思ってもみなかったような事件が発生してしまったわけですから。
しかし、ここはあなたが安心して話せる場所です。
堅苦しくて緊張するような雰囲気はなく、小さいお子様をお連れの場合でも安心してお話いただけますよ。

寄り添ってくれる心強さが
ありますね

信頼関係を築く上で相談者のお気持ちに寄り添うことはとても大切だと思います。
しかし、同時に、お伝えすべきことはきちんとお伝えするようにしています。
いくら弁護士であっても“できること”と“できないこと”があるからです。

例えば、相手に「反省させたい」とか「謝らせたい」などといったことを希望される方もいらっしゃいます。
ですが、そのようなご希望を叶えて差し上げることはできません。そう思うお気持ちはわかりますが、法律実務家である弁護士の役割は依頼者の感情を相手にぶつけるのではなく、あくまで依頼者が抱えている問題を解決することです。
感情的になりがちな問題だからこそ、専門家としてできることとできないことを明確にするよう、心掛けています。

弁護士・裁判官・女性
3つの視点から

田中里美法律事務所の強みを
教えてください

田中里美法律事務所の強みを教えてください

当事務所は大手法律事務所とは違い、事務員と代表弁護士である私の2名体制で運営しています。

そのため、大手事務所にありがちな「どの弁護士に当たるかわからない」などといった問題がありません。
初回相談から事件終了まで、代表弁護士である私が担当するのでご安心ください。
また、女性弁護士という利点から、話しやすさにも強い自信があります。
依頼者が男性の場合でも、女性側の代理人としての経験や知識を活かし、しっかりサポートいたしますのでご安心ください。

裁判官としてのキャリアも
あるのですね

私自身、弁護士として30年のキャリアがありますが、そのうちの4年間は非常勤の裁判官として、数多くの家事調停事件に携わってきました。
そのため、裁判官の目線、立場、考え方を説明できるといった大きな強みがあります。
最終的には裁判官が判断を下すわけですから、裁判官の考え方を知っておくというのは、現実的かつ合理的な解決を得るために大切なことと言えるでしょう。

弁護士選びは
話しやすさがカギ

弁護士選びで大切なことは?

弁護士選びで大切なことは?

私の考える弁護士選びで最も大切なことは、その弁護士が“あなたにとって話せる相手”であるかです。
話せる相手というのは、言える、たずねる、わかるの3つができるかどうかということです。
あなたが言いたいことを言える、あなたが知りたいことを遠慮なく尋ねられる、説明することが理解できる相手ということです。
依頼者と弁護士の関係というものは、皆さんが想定している以上に継続的なものなのです。長く続く関係性だからこそ、お互いの信頼関係を大切にしていきたいですよね。
信頼関係をうまく築いていくためにも、話しやすさといったポイントは無視できません。

まずは相談に行ってみることが
大切ですね

相談を受ける上で大切にしていることは?

相談に来られた方にもお話するのですが、一人の弁護士だけに絞らず複数の弁護士に相談した上で、依頼を決めることをお勧めしています。
話しやすさ、わかりやすさ、気持ちや状況に対する理解などを考慮しながら、依頼する弁護士を判断すると良いでしょう。
また、弁護士としての経験年数なども視野に入れ、どういった悩みに強い弁護士なのかをチェックするのも良いですね。

最後にメッセージをお願いします

数ある法律事務所の中から田中里美法律事務所へご相談をしていただいたからには、相談に来て良かったという思いで帰っていただきたいという強い気持ちがあります。
どんな些細なお悩みでも構いませんので、お気軽にご相談ください。

あなたの勇気あるその一歩は、必ず未来に役に立つはずです。

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